マンションの大規模修繕時期
2012.10.08.18:55
大規模修繕の時期
1 大規模修繕とは
大規模修繕とは、長期修繕計画を踏まえて計画的に実施する修繕(「計画修繕」)のうち、建物全体又は複数の部位について行う大規模な修繕をいいます。一般的には原状又は実用上支障のない状態までに回復させるための「修繕」を意味しますが、必要に応じて性能や機能を向上させる「改良」を含めた「改修」も行う場合もあります。大規模修繕は、①事故防止、②不具合の解消・予防、③耐久性延伸、④美観・快適性向上、⑤居住性・機能性向上、⑥資産価値向上などを目的として行われます。
2 推定修繕工事項目・修繕周期の例(主なものを列挙)
Ⅰ仮設
仮設工事
①共通仮設・・・仮設(12年)
②直接仮設・・・仮設(12年)
Ⅱ建物
屋根防水
①屋根防水(保護)・・・補修(12年)、修繕(24年)
②屋根防水(露出)・・・補修(12年)、撤去・新設(24年)
③傾斜屋根・・・補修(12年)、撤去・葺替(24年)
④庇・笠木等防水・・・修繕(12年)
床防水
①バルコニー床防水・・・修繕(12年)
②開放廊下・階段等床防水・・・修繕(12年)
外壁塗装等
①コンクリート補修・・・補修(12年)
②外壁塗装・・・塗替(12年)、除去・塗装・・・36年
鉄部塗装等
①鉄部塗装(雨掛かり部分) 塗替・・・4年
②鉄部塗装(非雨掛かり部分)塗替・・・6年
給水設備
①給水管 更生・・・15年、取替・・・30年
②貯水槽 取替・・・25年
③給水ポンプ 補修・・・8年、取替・・・16年
排水設備
①排水管 更生・・・15年、取替・・・30年
②排水ポンプ 補修・・・8年、取替・・・16年
ガス設備
①ガス管 取替・・・30年
〔出典:「長期修繕計画作成ガイドラインコメント」(国土交通省)より抜粋〕
3 長期修繕計画は、修繕積立金の額と併せて5年程度ごとに見直しをしましょう。
4 マンション管理士にご相談を
マンションに関する専門知識を持つ国家資格者です。長期修繕計画の作成方法、大規模修繕のための合意形成等については、当事務所までお気軽にご相談ください。
1 大規模修繕とは
大規模修繕とは、長期修繕計画を踏まえて計画的に実施する修繕(「計画修繕」)のうち、建物全体又は複数の部位について行う大規模な修繕をいいます。一般的には原状又は実用上支障のない状態までに回復させるための「修繕」を意味しますが、必要に応じて性能や機能を向上させる「改良」を含めた「改修」も行う場合もあります。大規模修繕は、①事故防止、②不具合の解消・予防、③耐久性延伸、④美観・快適性向上、⑤居住性・機能性向上、⑥資産価値向上などを目的として行われます。
2 推定修繕工事項目・修繕周期の例(主なものを列挙)
Ⅰ仮設
仮設工事
①共通仮設・・・仮設(12年)
②直接仮設・・・仮設(12年)
Ⅱ建物
屋根防水
①屋根防水(保護)・・・補修(12年)、修繕(24年)
②屋根防水(露出)・・・補修(12年)、撤去・新設(24年)
③傾斜屋根・・・補修(12年)、撤去・葺替(24年)
④庇・笠木等防水・・・修繕(12年)
床防水
①バルコニー床防水・・・修繕(12年)
②開放廊下・階段等床防水・・・修繕(12年)
外壁塗装等
①コンクリート補修・・・補修(12年)
②外壁塗装・・・塗替(12年)、除去・塗装・・・36年
鉄部塗装等
①鉄部塗装(雨掛かり部分) 塗替・・・4年
②鉄部塗装(非雨掛かり部分)塗替・・・6年
給水設備
①給水管 更生・・・15年、取替・・・30年
②貯水槽 取替・・・25年
③給水ポンプ 補修・・・8年、取替・・・16年
排水設備
①排水管 更生・・・15年、取替・・・30年
②排水ポンプ 補修・・・8年、取替・・・16年
ガス設備
①ガス管 取替・・・30年
〔出典:「長期修繕計画作成ガイドラインコメント」(国土交通省)より抜粋〕
3 長期修繕計画は、修繕積立金の額と併せて5年程度ごとに見直しをしましょう。
4 マンション管理士にご相談を
マンションに関する専門知識を持つ国家資格者です。長期修繕計画の作成方法、大規模修繕のための合意形成等については、当事務所までお気軽にご相談ください。
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