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「改憲」ははたして「国益」に叶うのか?

2016.11.19.11:02

憲法の言葉を紹介して行こうと思う。今回は「憲法改正」に関連して

「国益」という観点から見た場合、はたして「改憲」とすることが「国益」に沿うものかどうかについて、憲法学者の浦部法穂氏が論評している。記述されたのは2007年5月。9年前のものだが、「改憲」の動きが活発となっている正に今こそ当てはまる内容だと思う。

>いま、安全保障について国際社会で共通認識となっているのは、「国家の安全保障から人間の安全保障へ」ということです。これまで、安全保障といえば「国を守る」ということだけが考えられ、すぐに軍事力の問題としてとらえられてきました。しかし、こういう旧来の安全保障の考え方では、たとえば、貧困・飢餓、差別、地球環境の破壊、食糧や水や資源・エネルギーの限界等々、こんにち人々が日常的に直面しているさまざまな脅威から人々を守ることはできません。これらの問題の解決に軍事力はなんの役にも立たないことは明らかです。だから、安全保障ということを、国を守るという観点ではなく、人々の日常生活の安全を保障するという観点で考えなければならない、ということです。そして、実際に、そのための取り組みが国際社会では進められています。軍事力による安全保障という考え方は、いまや時代遅れなのです。これがいまの国際社会の常識であり「現実」なのです。
憲法は現実離れしているなどとよく非難されますが、じつはまったくその逆です。憲法の平和主義の基本的な考え方は、前文の「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有する」という言葉に表されています。つまり、単に戦争をしないとか軍隊を持たないというのではなく、全世界の人々があらゆる恐怖や欠乏のない状態で生存できる、そういう世界を目指すということです。これは、人間の安全保障という考えと多くの点で一致するものです。ですから、憲法の平和主義はいまの国際社会の現実にまさに合致したもので、この憲法の下で日本が国際的に貢献すべきことはいくらでもあるのです。
軍事力の強化をめざす「改憲」の動きこそ、「国益」にも反するし、なによりも、時代遅れであり世界の現実に背を向けるものだということを、認識しなければならないと思います。<
以上、法学館憲法研究所のサイトより抜粋
全文は同サイトの該当ページをご覧ください。

※浦部法穂氏の略歴 
「浦部 法穂(うらべ のりほ、1946年2月24日 - )は、日本の法学者。神戸大学名誉教授。専門は憲法。
愛知県生まれ。神戸大学副学長、名古屋大学法科大学院教授等を経て、2009年より弁護士。元日本公法学会理事。」(Wikipediaより引用)
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